
以前、ヤングケアラ―というお話を取り上げさせていただきました。
具体的には、子どもが介護や弟の面倒を見ることによって
子どもの学力低下や、子ども同士の社会参加が出来ないという事などが問題となっているというお話です。
こんな時期だからヤングケアラーに対する実態調査を! (nagareyamamoto.com)
もし、ご興味がありましたら詳細はこちらの投稿をご覧ください。
さて、今回は子どもの話でなく、大人と話となります。
介護や子育てに伴う「ダブルケアラ―」についてのお話となります。
ダブルケアラーとは
ダブルケアラ―とは、家族や親族等、親密な関係における複数のケア関係の事を言います。
例えば、両親の介護をしながら子育てをする
自分の両親の介護をしながら義両親の介護を行うといったことです。
ダブルケアとは、広義では家族や親族等、親密な関係における複数のケア関係、そこにおける複合的課題。狭義では、育児と介護の同時進行の状況のことである。育児と介護、介護と孫支援など、少子化・高齢化におけるケアの複合化・多重化の問題に焦点をあてる概念。 ダブルケアという概念は研究者である横浜国立大学の相馬直子准教授、英国ブリストル大学の山下順子上級講師により創られた。
子どもの事がひと段落したとしても、なかなか社会に戻ってくることが難しいという状況に
なってしまっております。
対策を行っている自治体もある
このような背景のなか、行政としては対策を行っている地方自治体もあります。
具体的には保育園の優先入所、特別養護老人ホームの優先入所などが挙げられ
介護を行う人のケアを優先にすることが大事であるということであると思います。
流山市でも問題は把握はしているが
流山市福祉施策審議会では、このダブルケアラ―の問題が存在しているという事実は
老々介護の問題と共に把握はしているようですが、実際に何人がこのような状況になっているかという点については
把握していないのではないでしょうか。
以前のヤングケアラ―の件もそうですが、このような事は実態の早期解明という点が
一番大事な事であります。
流山市における働き盛りの40代~60代のうち
無職と言われる方々がおおよそ2万人程おります。
パートもしていないという方がそれだけおります。
このような方々の一部はダブルケアラ―、または在宅介護を行う(行わざるを得ない)からという理由で
働くことが出来ない方々であるのは間違いありません。
特に流山市は、多くの方々が近隣に父親、母親が住んでいるという世帯が多い市です。
例えば、おおたかの森にマンションを購入した。
戸建てを建てた際に親が頭金を援助してもらったとしたら
その介護は子どもがすべきだという気持ちになるのは分かります。
そのような中で行政は、先手を打って対策を行っていくことが必要になってくるのではないでしょうか。
このダブルケアラ―問題については今後、
超高齢者社会になっていくにつれて、さらに顕著になって来るであろう問題です。
今から仕組みづくりをしていくことで、労働生産性を引き上げていくことが
流山市のみでなく、全国的に必要になって来る問題であると私は考えます。




