
若者の自治会離れというのがよく言われております。
Googleで「若者 自治会」で検索するとトップには
あたらしい町内会へ 若い人を巻き込む町内会づくり読本 - 札幌市
ある街にて若者が起案した「高齢化した町内会の廃止」から考える、町内会は役割を終え滅びを受け入れるしかない?という話
こんな感じで、各自治体で若者の町内会離れという問題が深刻となっております。
これらの問題を今回は若者、高齢者、行政の三つの側面からお話させて頂ければと思います。
町内会はどのように出来たかを知ろう
そもそも町内会というのは、1940(昭和15)年9月、内務省訓令「部落会町内会等整備要領」により、「昔からの隣保共助の美風」に基づいて、村に部落会、町に町内会をつくり、その下に隣組を置くことが起源と言われております。
その目的は、住民を団結させ、「万民翼賛」を図り、国策を透徹し、経済統制をしやすくすることが目的でした。
要は、国の考えを浸透させるための制度でした。
それが、戦後になり部落会が無くなり、町内会というものが名残として残ったとされております。
現在は、この仕組みを利用し地方自治ネットワークとして、自治体のお知らせや市政に関わる事
また、ゴミ捨て場の運営や消防団などといった地方自治に欠かせないものを組み込むことにより
地元地域の安全や生活を守るものとなっております。
若者の町内会離れ
しかしながら、現在は、マンション世帯が増え、ゴミ捨て場は地域のゴミ捨て場を使用しなくなったことや
単に面倒という理由などで、若者が町内会に参加しない。
また、町内会費だけ払うが、積極的に町内会の事に口を出さないといった世帯が増えております。
これらは、将来的には地方自治を揺らがせかねないことであると私は考えます。
若者の言い分としては「必要性を感じない」
若者の言い分としては「町内会そのものに必要性を感じない」といった意見が多く聞かれます。
町内会の一般的な事(ゴミ当番や消防団)などと言ったことは、それなりに行いますし、もし有事が起きた際の
近隣の人々に対して助け合うということは若者は普通に行いますが、やれ寄合い、やれ親善旅行となると
確かに私もあまり行きたいとは思いません。
高齢者の言い分としては「若者とコミュニケーションを取っておきたい」
高齢者の言い分としては、高齢者は有事に対しては社会的弱者になりかねません。
その中で、どうしても若者に手助けしてもらわないといけない機会というのが出てくることがあります。
そのような状況下で若者と事前にコミュニケーションを取っておくことで、身の安全を守ってもらうことが
あるのではないかと思います。
行政としては「町内会の事は町内会でやってほしい」
さて、町内会に居る若者や高齢者はこのような意見であると思いますが
実際それを仕切っている行政はというと、原則としては町内会の事は町内会で行ってほしいというのが本音であると思います。
町内会で対応できない事が陳情として市に上がってくるので、その仕組みというのを利用しているだけのような気がします。
特に流山市については、流山市の問題の発生の起源は完全に自治会任せなので
その機能が無くなると、行政自体がマヒする可能性があります。
若者に必要性を感じる町内会にしよう
若者にとっては「必要性を感じない」と言われる町内会ですが
必要性が感じられないのであれば必要性が感じられる町内会にしていくべきであると思います。
例えば、子どもの預かりを町内会の会館で行い、人件費を割安にし按分する
町内会の農作物の直販所を作るなど
町内会のマンパワーを使って、町内会の中で生活最低限の経済を回すコミュニティにしてあげることによって
若者は町内会に必要性を感じるのではないかと思います。
しかしこれは、各町会にどのような人が住んでいるかによって
その町会の色というのは変わってくると思います。
各町会が話し合って、若者向けのサービスを提供する事が
今後の町会の在り方であり、町会が存続していくキッカケになってくるのではないかと私は考えます。
ギブアンドテイク
それが無いとなかなか若者が町内会に入る意味というのが薄れていってしまうのではないかなと
私は考えますし、そのサポートを市は行っていくべきであるとも思います。
9/22追記
こちらの記事の続きを書きました。
ご興味が御座いましたら是非ご一読ください。




